ニンジャスレイヤーAoM シーズン3
第1話【エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ】
第2話【エッジ・オブ・ネザーキョウ】
幕間【ラーン・ザ・ウェイ・オブ・コトブキ】
第3話【デス・フロム・アバブ・UCA】
幕間【ヘラルド・オブ・イル・フェイト】
第4話【ヨロシサン・エクスプレス】
推理小説が始まった
幕間【ビフォア・ジ・エンド・オブ・ザ・ライン】
第5話【ドリームキャッチャー・ディジタル・リコン】
幕間【ヘラルド・オブ・メイヘム】
第6話【エスケープ・フロム・ホンノウジ】
面白い
第7話【ナラク・ウィズイン】
超面白い
第8話【カレイドスコープ・オブ・ケオス】
第9話【タイラント・オブ・マッポーカリプス 前編】
第10話【タイラント・オブ・マッポーカリプス:後編】
シーズン3エピローグ
2024/09/22朝読了。おおよそ2日で読み終えた。cFQ2f7LRuLYP.icon
シトカでの壮絶な戦いで力を失ったニンジャスレイヤー(マスラダ・カイ)が、再度自分のやることを見つける話だった。
カナダを支配するネザーキョウ、その首魁たるアケチ・ニンジャ(明智光秀)のカラテは本物だ。終盤で1エピソードを使いオリジンを描くのも他のラスボスにはない。織田信長と明智光秀という戦国大名の故事を自在に使う筆者の力量はただものではない。
これを見る前までは、第2部のラスト【キョート・ヘル・オン・アース】の盛り上がりや第3部の【レイズ・ア・フラッグ・オブ・ヘイトレッド】からの怒涛の展開がニンジャスレイヤーを読む楽しみだったが、このシーズン3はそれに匹敵する読み味だった。
もちろんシーズン1、シーズン2も面白いがね。
特に上にも書いてある2エピソードがお気に入り。【エスケープ・フロム・ホンノウジ】は番外的な話で主要人物はほとんど出ないが、それゆえ、読んでいる間もデッドリーな戦いを予感させてならなかった。「名乗り」を挙げる場面も宜しい。